マイクロソフト、「Windows Live Writer」日本語版ベータを公開
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/18289.html
ちょっと試用してみた。これはなかなかデキがよいと思う。見た目はこんな感じ。blog投稿専用ツールとして他の製品と比較してもなかなかスマート。
.netなので起動時にやや時間がかかるものの、いったんコンパイル結果がキャッシュされてしまえば軽快に動作する。
なにがいいかというと、とりあえず最初のセットアップ。利用中のblogサービスを登録する場面が、かなりわかりやすい。blogの公開アドレスとユーザーID、パスワードを入れるだけ。
これはblogシステムの更新方法認識用情報をやりとりするRSD(Really Simple Discoverability)を使っているからなんだけど。少なくともMovableType 3.xをそのまま使用している人なら問題なく情報が認識される。お手軽。XML-RPC云々言わなくてオッケー。
(それはいいけど、また「RSD」とかくだらないわかりづらい略語考えたよな。一般には「反射性交感神経性萎縮症」の略だぜ? これ。「投稿窓口情報」とかわかりやすい名前つけなきゃ、すばらしいアイデアでもぜったい一般人にはわからんだろうよ。三文字略語がクールだとか思ってる人のセンスを疑う)
ただ、MovableTypeではパスワードとして指定するものはふだん管理画面にログインするために使っているものではなく、「Webサービスのパスワード」というもののほうのようだ。デフォルトでは無意味文字列になっているので、Live Writer導入前に設定しなおしておいたほうがよいだろう。ここらへん、なんでMTがこうなってるのかぼくは知らない。
それから、MTをShiftJISで運用しているとLive Writerからの投稿時にエラーが出ることがあると思う。PerlのXML::ParserがShiftJISのエンコードマップを持っていないとかなんとかいうエラー。
とりあえず、Live Writer側でUTF-8による送信をするように設定すれば問題なく投稿できるようになる(XML-RPCをUTF-8にするというだけなので特にこれで問題は起きないハズ)。
で、感動したのは画像のまじったエントリを投稿する際。blogシステム側が画像のXML-RPC経由アップロードに対応していない場合、FTPを使ってアップロードするしくみも備えている。これも一画面で適当にパスワードなどを打ち込むだけ。そこそこわかりやすい。
サーバ側アップロードパスを設定する部分は、リモートのディレクトリツリーをGUIで見ながら設定できる。ここらへん、FTPなのに軽快だし。ちょい前のWindowsのWebフォルダ(FTP)のようにもっさりとした感じはまったくない。
で、最終的に投稿したエントリはこんな感じ。よく見ると画像サムネイルにドロップシャドウが付いている。これもLive Writerがつけてくれたもの。えらい!(つけないことももちろん可能)
生成されるHTMLはこんな感じになっている。例によってpなのがぼくは気に入らないけど…まあいいんじゃない? 注目すべき点は、画像が
・個別のファイルごとにディレクトリを掘る
・その中に本体とサムネイルを置く
という構成になっていることかな。これ、自分勝手なようでよく考えられた仕様だと思う。
講評。
おすすめ。知り合いがblogをやる、と言ったら確実にこれを勧める。最近のマイクロソフト製品のなかでは久しぶりの佳作ですよ。次回バージョンアップでツールバーをリボン形式にしたら殺すけど…。
※追記
これ、カット&ペーストで画像貼り込める…。ステキ…。でも強制改行できねーから使わない(←どこの原理主義者がなんと言おうとこれは譲らない)。
