2006/11/23

[雑記]   調布飛行場:掩体壕

at 19:35JST
 
調布飛行場は、かつて旧軍の飛行場だったのでその名残がある。掩体壕(えんたいごう)もそのひとつ。これも見たかった。

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近くの公園に残されていた一基がこれ。実際は中ががらんどうで、空襲時に軍用機を中におさめて発見されたり爆撃を受けるのをふせぐ。たぶん戦後に進駐軍がコンクリートで埋めたのだろう壁面には、当時の戦闘機「飛燕」が描かれている。

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記念した彫像が置かれている。

子どものころのぼくは軍事大好き人間だったので飛燕をみて歓喜の声をあげたろうが、今は複雑に感じる。

この掩体壕にしたって「勤労奉仕でつくられた」とかよく書かれているが、本来は軍隊が計画性をもって整備すべき施設なわけで。ふつうの人々がさも自己犠牲の精神ですすんで作ったかのように吹聴するのは、十分な軍備も戦略性も思想もないままくだらない戦争を泥沼化させた人々の責任が見えにくくなる、美化表現じゃないかと思う。「全面戦争だったのだから」なんていうのはいいわけとして通用しない。戦争は(もし許されるとするならば)生活を守るためにやるものだ。生活経済全体が戦争のために奉仕しはじめたら、それは本末転倒だし、その時点でもう負けているのだ。それがわからなかったぼくらの愚かさを嗤う記念碑として残すならいいけど、そうじゃないなら願い下げ。



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