2006/11/12

[雑記]   14分前出勤励行はナンセンス

at 14:23JST
 
14分前に出勤をすること - ベンチャービジネス千里眼
http://blogs.itmedia.co.jp/yoshimasa/2006/11/14_43ee.html?ref=rssall
目にとまったのが、壁に掲げてあった「朝、作業開始をする14分前に出勤すること」という言葉でした。
15分ではなく14分前ということは、「なんとなく15分くらい前に出勤してほしい」というような曖昧な意味ではなく、朝の業務を開始する前に、社員がしなければいけない仕事が明確であり、その職務を行う理想的な時間が14分ということだと思います。

いやー…これは、突っ込もうと思ったらもうコメントにツッコミがあったけど、
「単に時間外勤務を強制してるだけ。
 勤務時間算定が15分単位だから14分と書いてる」
だけだと思うぞ。これを
「すばらしいビジネスの心がけ」
だなんて礼賛するのは浅い。

少なくとも、この14分が給与支払いの対象になっていないのは調べるまでもない。確実に不払いなことウケアイ。法的には実際に業務をしていなくても、拘束していた時間は給与支払いの対象にしなければならない。こういう励行をしているところで、どれだけの企業がそのことを認識しているだろうか。そしてビジネスコンサルタントで、そういうことを礼賛するのは犯罪の片棒担ぎだとわかっている人はどれくらいいるだろうか。

そもそも、こういう忙しい職場で時間ギリギリに出勤してくる人というのはあまりいない。多少修羅場っぽいオフィスに勤めていた人なら、業務がはじまってしまうと集中して仕事ができないので1時間や2時間はやく出てきて雑務を片付けておくのは当たり前…という経験があるはずだ。ぼくが営業職をしていたときは6時には出てこないと仕事にならなかった。ちなみに帰宅は12時過ぎだ。

そういう現場にとって、上から思いつきで降ってくる
「14分前出勤」
はナンセンスきわまりない。
「何をアホなことを。
 やっぱり経営者は私たちの苦しさをわかってない」
と思われるのがオチだ。

むしろ
「始業14分後に出勤してきても
 (まあ遅刻の電話はほしいけどね)
 仕事が回るくらい、
 余裕のある職場づくりをしましょう」
と訴えるほうが、働き手にとっては心理的にラクで能率の上がる会社になるだろう。子育てしてるお母さんとかが出社前の保育園でドタバタして15分遅れるってのはよくある。それがものすごいストレスの種になって、働くのも育児もつらくなる。もし15分くらい大目に見る雰囲気があれば、会社はとても働きやすい場になるだろう。



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