2008/10/07

[雑記]   黒金田一と比較言語学の黎明

at 08:08JST

アイヌを愛した国語学者、じゃなかったの?
〜『金田一京助と日本語の近代』 安田敏朗著(評:尹雄大):NBonline
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20081006/172847/

おほー。これはいい「黒金田一」だ。評者が「カネダハジメ」を挙げているとおり、ぼくも金田一ということばにどうしても“いい人”を重ねてしまうけれど、当時の時代の限界から一研究者が逃れられるはずもなかったということなのだなあ。それは個人の責めに帰するべきでもないので、今となっては面白く読めそうな話だ。

あと、日本の比較言語学の黎明を知るにもちょうどよさそうな一冊。最近の新書は自己啓発とか立ち読みにも値しないゴミみたいなのばっかりだけど、久しぶりに買ってこよう。


[ネット]   マネタイズする部分でGoogleを忌避しなければ「別のを使う」ことにならない

at 00:47JST

あんまりまとまってないのだが、適当に書き流し。

それなら別のを使えばいいじゃない - ドンキ的検索エンジンの件 - Tech Mom from Silicon Valley
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20081005/1223256548

最近の検索エンジンは、例えばウィキペディアのジンボ・ウェールズがやってる「Wikia Search」なんかは、ウィキペディアと同じ「群集の知」方式で、自分でリンクを追加したり、サマリーを編集したりできるから、そういうのを自分の手でやってみる、なんてものある。繰り返すが、こういうドンキ君たちがにわかにグーグルに勝てるわけはない。でも、勝ち組を批判して引きずりおろすのは私の趣味じゃないので、たとえ敗色が濃くても、対抗勢力に加担して少しでもそっちを持ち上げるほうが好きだ。だから、そのように行動している

問題は、そのWikia とかのサーチ結果ページなんかにもGoogle AdSenseの掲載枠があるってことなんだよね。

「ドンキ」=代替サービスになりうるようなスタートアップの多くが、マネタイズのために(というほどの金額じゃないにしても目先の収益元として)GoogleやAmazonに頼ってしまっている。これでは意味がない。Googleにとっては、サーチに使われなくなったとしても広告枠さえキープできてるなら収益が上がるので痛くもかゆくもないじゃないか。

こんな状態だと、もう「代わり」「別の」は存在しないも同じだよね。もちろん、まじめに収益方法を考えないスタートアップも悪いけれど、Googleというチャネルがある限りミクロな広告はそっちに集約されてしまうし、個別の出稿を得るにはネット上でかなりのプレゼンスを獲得する必要がある=時間がかかる。広告収益モデルに限れば、Googleなしでは立ち上がりがおぼつかないわけだ。

正直、現状のGoogleはかつてのMicrosoftなんかよりずっと邪悪だと思う。 Googleにはもう、個人が「買わない」と決めてもダメージを与えることができないのだ。


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