2007/04/25

[木鐸]   うそつけ。みんなユリ・ゲラーを信じていたじゃないか

at 22:04JST
「また「あるある大事典」にダマされた。」[書評]第21回/SAFETY JAPAN/日経BP社
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/bookreview/22/index.html

わたしたちの常識は弱体化したのか
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/bookreview/22/06.html
だが、ここで思い出してもらいたい。かつてのわたしたちは、そんなに簡単にバラエティ番組の言うことを信じていただろうか。
例えば、かつて超能力者を自称するユリ・ゲラーという人物が、テレビに出演してスプーンを曲げた時、あなたは超能力を信じただろうか。あなたは信じたとして、ではあなたの周囲の大人は、ユリ・ゲラーを信じただろうか。


いや、常識は弱体化なんかしていないよ。むかしから変わらない。もともと“常識”は弱かった。いや、常識ということばをここで使うのは正しくない。
「社会がもつ知識とか知見というものは、常にぜい弱なものだった」
と言うべきか。

松浦氏の周りの人間がどれだけ知的にすぐれていたかは知らないが、「周囲の大人は信じていなかった」などというのは過去を美化しすぎだ。超能力・オカルトブーム時代、子どもたちはもちろん多くの大人たちが
・こっくりさん
・UFO
・ESP
の存在を大なり小なり信じていたことを、ぼくは同時代の空気で知っている。もちろん、ぼく自身もそれらの何割かをどこかで信じていた。信じなかった、理解の及ばない恐怖の世界があるかもしれないと不安におびえることもなかった…などと断言するのは、自分の無謬性を主張したがる厚顔無恥な輩だけだろう。そもそも「納豆ダイエット」だって、
「いやー、そんなもんで手軽にやせられないだろ」
と思いつつ、少なくとも
「でもカラダに悪いってほどでもないだろうから完全に否定はできない…」
と留保をつけている人がほとんどだったはずだ(いきなり留保もつけず、なんの根拠もなく“納豆ダイエット”を否定したらそれはそれでまた疑似科学に陥る)。

別に人間は変わっていない。

そんなことは疑似科学分野だけでなく、過去に起きたデマによる取り付け騒ぎやオイルショックを思い出せば十分反証になるだろう。

名の知れたサイエンスライターともあろうものが、過去賛美のノスタルジアにふけってしまうとはがっかりすることこのうえない。

個人的に振り返るならば、1980年代にしきりと放送された「UFOは実在した」系統の特別番組あたりから、番組を真に受ける人が増えてきたように思う


それは年齢的に、あなたが“物心ついた”のが80年代だからでしょう。テーマがUFOという、現在の専門分野である宇宙開発系に近い領域だということも、それを示唆している。

人間は自分の目でしかものごとを見ることができないね。

しかも、解決策として提示しているのが、

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/bookreview/22/07.html
わたしは著作権法を改正し、テレビ番組内容の真偽に関する検証に必要な映像は、不特定多数による動画サイトへのアップを合法化すべきと考える


と、ご都合主義的な著作権侵害合法化論とは恐れ入る。まあ、ギーク(ナード)寄りのコミュニティに属する松浦氏だけにさもありなんと言えばそのとおりの結論だけれど。

ちなみに、現行法制下でも批評目的での正当な映像の“引用”は十分可能だ。単に十分に法論議が尽くされていないだけ。不必要な著作権侵害を正当化する必要なぞない。

さらに脳天気なのは、動画の再送信が「検証」にだけ役に立つと思っているかのような物言いだ。もちろん“マイナス面”もある。
「デマゴギーの再送信」
にも通ずるという点だ。そんなもの、Youtubeあたりを歩くと「チャンネル桜」の番組がゴロゴロ転がっていて、好意的な評価を受けていることを見ればわかる。全体としてはプラスの効果もマイナスの効果もあり、結果として現状の社会が提供している機能になんらかの補正を働かせるものにはならない。なるかのような期待を抱かせられるのは、単に今は利用度のパイが小さいからだ。普遍的なものになれば母集団と同じ性質に落ち着いてしまう。

あるあるが断罪されても、みんなあいかわらず
・血液型で性格がわかる
・月経血コントロールで人間力アップ
・トイレそうじで幸せになる
などというむちゃくちゃを信じているし、イデオロギー色の強い分野では
・道徳教育が教育を再生する
などというトンデモ理論が跋扈してる。そんでもって、ソーシャルブックマークサイトには、「ネット型バラエティ番組」とも言える
「あなたが成功する20の××」
が常に人気エントリにランクイン。こんなものを読んでいる人間がバラエティ番組をどうして笑えるだろう。ネットを使おうが使うまいが変わらないじゃないか。

集団の知性というのはそもそもこんなものなのだ。みんななんとなくキモチよさそうなものを、みんなといっしょにキモチよくなるために信じている。むしろ人が増えれば増えるほど軌道修正は困難になる。

これに対抗すべきだと言うのであれば、その方法は
「不断な個の知性の強化」
しかない。それは絶望的な戦いではじめから負け戦で今後も負け続けるのだが、銀の弾丸はないのだ。せいぜい「個の知性に肯定的なムード」を作り上げていくくらいだろう、社会にできるのは(現状わたしたちの社会はそうなっていない。出る杭は打たれる)。

そもそも、松浦氏がお手軽に飛びついた
「人間の経年劣化」
などという主張のほうが、納豆ダイエットよりよほど根拠不明の疑似科学に思えるのだがね。

[雑記]   藤棚のある公園

at 14:06JST
また昼夜逆転しはじめた。

調整のため、徹夜のまま喫茶店まで足を運んだ。思ったより雨の勢いが弱まらず、傘をもたないで来たことを後悔したりして。コーヒーを一杯飲んで、雨がさらさらと降るなか裏道を通って家にもどることにした。

坂を不忍通りへと降りるところでいつもと違う道を通ったら、勾配のキツいところが一面公園になっているのをはじめて発見した。住宅街にあるとは思えないつくりで、狭い敷地内に滝あり池ありあずまやありになっている。なんとこんなところに…と思ってよく見たら、引っ越したてのころにいちど来たことのある公園だった。そうか。裏側から入るとこんなふうになっているのか。

20070425mage006.jpg

こんな感じで、ケータイで撮ってもみごとな藤棚がある。ぼくのような近眼の人には、霧雨の中だとなおさらきれいに見える。

引っ越してきたとき、家の周りを探検しててここを発見して。池に「ここに住んでいたアヒルが亡くなりました」という看板と花があるのを見て、
「ほお…。情緒のある街なんだなあ…」
と、弱ったココロを打たれた覚えがある。

んー、でも藤棚こんなにすごかったかな。改装したのかしらん。

[技術系]   OpenID向けのプロキシサービスとか

at 09:25JST
OpenIDが熱狂的に受け入れられる理由 − @IT
http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/200704/23/openid.html

「いつ熱狂的に受け入れられたんだよ!」と思ったら、海の向こうの話だった。

ときおりOpenIDを使いたくなって調べてまわる。でも、日本じゃまだまだ対応アプリケーション(サイト)が少ない。わかりにくいのもあるけど、スタートラインにも立ってないくらいの感じだと思う。

おもったことめも。

a・各サイトの認証API→OpenIDのプロキシサービスって作れるよね

はてなとかlivedoor。現状でも勝手に作れる。
MovableTypeへのコメント時、アイデンティティを保証するのに使いたい人が少しいるんじゃないかな。まあ、つくったところで
- はてなやlivedoorがOpenID認証サーバを提供するまで
- OpenIDがメジャーになるまで
の過渡期的サービスに過ぎないんだけど。

b・個別のblogホストがぜんぶOpenIDの認証サーバになってくれんものか

ふつうの人に宣伝したり理解させるのがすごく面倒。その点、
「認証するのであなたのblogのアドレス入れてね」
ってだけで使えたら、すごく便利なシングルサインアップ機構になると思う。SixApartのOpenID対応って、そういうことしてるわけじゃないよね? MovableType使ってないので確認すんのめんどい。

※追記
調べ物してたらあった。
OpenID 認証サーバを、MovableTypeプラグインで管理:Goodpic
http://www.goodpic.com/mt/archives2/2005/11/openid_movablet.html

対応サイト:
認証側
自分のブログURLをIDで使える!−OpenID.ne.jp(オープンアイディー)
http://www.openid.ne.jp/#domesticsites

AP側
Choix(チョイックス) ログイン
https://www.choix.jp/login

[技術系]   かいけつゾロリ:DBIx::Class::Schema::Loaderエラー

at 06:01JST
DBIx::Class::Schema::Loaderエラー : ひろ式めもちょう
http://memo.hirosiki.jp/article/39855080.html

やっぱActivePerlのDBI/DBD::mysqlが古かったせいらしい。coLinux側でmakeしたら動いた。

つーか、ぼくはActivePerl自体わざと古いのを入れてるので、そもそもそれもイケないんだろけど…。

・perl
 v5.8.6 built for MSWin32-x86-multi-thread
・DBD::mysql
 3.0002
・DBI.pm
 9152 2007-02-22(あれ?)



・perl
 v5.8.4 built for i486-linux(あれ?)
・DBD::mysql
 4.004
・DBI.pm
 9152 2007-02-22

DBD::mysqlが戦犯かね。

#! /usr/bin/perl 
package Schema;
use strict;
use base 'DBIx::Class::Schema::Loader';

__PACKAGE__->loader_options(
relationships => 0,
options => { AutoCommit => 1 },
debug => 1,
);
__PACKAGE__->connect(
'dbi:mysql:hoge',
'******', # user
'*******', # password
);

1;

package main;
use strict;
use Data::Dumper;

my @tables = Schema->loader->tables;
print Dumper( \@tables );


たったこんだけなのに、なにがいけなかったんだろ。いやーん。coLinuxのディスク領域が小さいからWindows側でコーディングしたかったのにー。

[雑記]   「スーパーナチュラル」視てあぶあぶあー

at 03:40JST
海外ドラマの「スーパーナチュラル」。ホラーは好きだが、DVD借りて視るほどとは思えず放置してた作品。日テレで放映がはじまったので視てみた。

しかし始まって10分で何か違和感が…。
主人公兄弟の声がおかしい…。
滑舌が微妙に悪いし、強調のしかたも文の区切りもおかしい。演技もヘン。

調べてみたら、成宮ナントカと次長課長の人(カッコいいほう)が吹き替えしてるらしい…_| ̄|O

どーしてタレントを声優がわりに使うかー!

シクシク…。字幕が嫌いなだけに致命的だ。

しかし、ドラマ自体はけっこうおもしろいかもしれん。導入はあんまり興味をひかなかったけど、恐怖描写がしっとりしてていいぞ。

[技術系]   I don't know how to make love

at 02:06JST
mysql-5.0.37のmakeを始めたら、30分かかっても終わらないんですけど…。昔っからこんなにかかったっけ? もしかして、間違ってmake worldでもしちゃったのか?

このサーバ、コンデンサに問題があるだけでなくそもそも非力すぎるよね…。しかし部屋が暑くなるのは困るしなあ。
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